【大野 大地 / 理学療法士】理学療法士がより信頼される社会を創造する!

【大野 大地 / 理学療法士】理学療法士がより信頼される社会を創造する!

大野 大地(おおの だいち)

理学療法士の資格取得後、大学院に通いながら病院と老人保健施設に勤務。
その後はあるスポーツ選手が経営する会社にて勤務し、常務取締役を経験。
現在は自身の経験を生かし、訪問リハビリや講師活動などをおこなっている。

THERA-FIL

セラピスト取材メディア『THERA-FIL』は、平均寿命ではなく健康寿命を延ばすために、病院以外で本当の健康を届けるために活躍しているセラピスト(Therapist)を1つの記事(Film)として取り上げています。

THERA-FILって何のメディア?
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理学療法士から会社員、さらに独立起業に至るまでにどのようなストーリーがあったのでしょうか。

大野さんFilmを覗いてみましょう。

大野さんが理学療法士になろうと思ったきっかけを教えてください!

大野 大地

父がウェイトリフティングの選手だったことが影響しています!

私の父が、ウェイトリフティングの大会で日本一を3回取っていて、現在は北海道ウェイトリフティング協会の会長に従事しているんです。そういった影響もあり、アイスホッケーや器械体操、陸上などいろいろな運動に小さい頃から親しみがありました。

加えて母が介護福祉士だったこともあり、福祉分野にも興味があったので、リハビリテーションの専門学校に入りました。

正直、成績はあまり良いほうではなかったんです。ただ、学生だからこそ自由に使える時間も多く、人前で何かを披露するのが好きな性格で路上ライブをすることもありました。

専門学校の先生からは、「アーティストになりたいのか、それとも理学療法士になりたいのか」とよく怒られていたんです(笑)

そんな学生生活を過ごし、なんとか理学療法士になることができました。

実際に現場を経験した感想を教えてください!

大野 大地

健康産業として社会全体に影響を与えていきたいです!

病院勤務の経験は6年です。そのなかで、老人保健施設と病院が同じ法人だったので、夕張市にある老健と札幌市にある病院を2週間ごとに行き来するような生活を約4年間続けていました。

実際に理学療法士として勤務し、やっぱり日本って世界一の長寿国であると感じたんです。要支援介護認定を受けるまでの寿命である健康寿命も、日本は世界のどの国々よりも長く、これは誇らしいことだと思っています。

日本一高齢者が多い夕張市で働いていたときに、地域に密着した健康づくりや高齢者のフレイル予防などに興味を持ちました。さらに深く勉強し研究したいと思い、理学療法士として勤務するだけではなく、大学院にも入り研究にも力を注いでいたんです。

このときから、健康や予防分野に関する仕事や勉強に熱中し、より高みを目指したいと考え始めてだんだん楽しくなっていきました。

元々私の周りにいる家族や親戚には、医療関係者よりも経営者の方が多かったこともあり、社会全体に貢献できてその分野で代表的な存在になりたいという野心がずっとあったんです。

だからこそ、どうすれば理学療法士として社会全体に貢献できるかをずっと考えていました。

私はどうすれば長生きできるのか、健康になれるのかという点を突き詰めていくことで、健康産業として日本だけでなく海外を含めた社会全体に良い影響を与えることになるのではないかと考えています。

大野さんが現在の事業を始めるきっかけを教えてください!

大野 大地

後世に残せる仕事を創造したいと思ったのがきっかけです!

たまたまご縁があり、大学院修了後はスポーツ選手が経営する会社に入社しました。

入社して訪問看護ステーションの立ち上げや、新しいデイサービスやフィットネスなど店舗展開に携わっていくなかで、会社の役員になることができたんです。

100名以上いる社員の人事異動や、採用面接などの仕事に携わるようになり、このまま役員として会社を支え続けるか、当初から考えていた独立という道を選ぶかずいぶんと迷いました。

ただ、当時4歳になる息子の成長を見守っていくなかで、自分も後世に残せる仕事を創造したいと思うようになったことが独立のきっかけですね。

現在の事業について教えてください!

大野 大地

理学療法士としての活動以外にも積極的に取り組んでいます!

自費(保険外)の訪問リハビリ、研修やセミナー、講義などの講師活動、出張でのリハビリを2人〜5人の小集団に対して実施するなど、さまざまな活動に取り組んでいます。

大野 大地 独立

今は個人事業主として活動しているんですが、売り上げがもう少し上がっていき軌道にのってきた段階で法人化したいという想いがあります。

ほかにも、アルバイトフランチャイズという形で業務提携している方(クルー)が数名いて、その方々が終業後や休日を使って出張サービスをするという形を取っているんです。

また2023年からは、北海道理学療法士会の理事も務めています。理事として、認定理学療法士や専門理学療法士の取得を推進するような活動をしています。

大野さんの現在の活動への想いを教えてください!

大野 大地

開業ができないという課題を可能性に変えたいです!

日本は超高齢社会となり、4人の高齢者を1人で支えるような社会になってきています。そんな状況のなかで、税金から賄われる社会保険料に頼っていられないという危機感を常に持っています。

大野 大地 活動

理学療法士は、起業はできても開業権はありません

また、テナントを構えて利用者さまを迎えるセラピストは増えてきていますが、テナントを構えずに出張するスタイルの事業所は、関東でも北海道でも本当に少ないと感じます。

そして、理学療法士協会と連携しながら活動している方は、さらに少ないんです。
そういったところだと、新規性も高くビジネスとしての可能性が広がるなと感じたので、テナントを持たないという現在の形でやってみようと決めました。

大野さんの今後の目標や展望を教えてください!

大野 大地

理学療法士がより安心して信頼される社会を創造したいです!

最近は、各行政の管轄から研修会とか転倒予防教室、腰痛教室などの依頼をいただけるようになってきているんですが、その参加者の方から「自費でもリハビリをしてほしい」という依頼をいただけるようになりました。

自費の良いところは、支給限度額に関係なく利用できたり、保険証に書いてある住所以外にも訪問したりできる点です。

大野 大地 セミナー

今後は、企業の福利厚生として腰痛セミナーを行うなどの事業拡大をしていけたらなという想いがあります。

理学療法士は、弁護士や司法書士のように「士」が付く士業と呼ばれる職業なんですが、自分の住む街の方々を健康や保険という産業視点から支えたいです。

そういった士業活動をさらに展開できれば、理学療法士という資格を持っている方々が、より信頼される職域を創造することができるんじゃないかなと思っています。

THERA-FILを通して伝えたいことはありますか?

大野 大地

将来を見据えて行動してほしいです!

現在全国でも20万人近く理学療法士がいて、世界で一番多いんです。理学療法士の方は、脳神経外科、整形外科などいろいろな分野をみて回る方が多いと思います。

ただ私は、医師のようにある分野に特化して突き抜けるのも一つの選択肢としてあっていいんじゃないのかなと考えているんです。

もちろん合併症や診断外の部分も、俯瞰してみることができるようになったうえで何かに特化し、それが自分の武器になっていくことでそれを生かすフィールドが整ってくると思います。社会人も学生も、ぜひそういったところを見据えて行動を起こすべきだと思います。

今では、理学療法士も自費の分野にも活動の幅を広げつつあると思うんですが、学生を見ていると学校の先輩と同じように病院に就職するという選択肢を取ることが多い印象です。

病院以外にも選択肢は広がってきているので、自分の将来を見据えたうえで日々の勉強に積極的に取り組んでほしいです。

今後を見据えて現在の行動を選択し、ご自身の人生をより豊かなものにしていきましょう。

自費訪問リハビリサービス フィールドクルーズ

 

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