【長尾 夏音 / 作業療法士】美容を通して女性に喜びを与えるシニアデザイナー!

【長尾 夏音 / 作業療法士】美容を通して女性に喜びを与えるシニアデザイナー!

長尾 夏音(ながお なつね)

作業療法士の資格取得後、2021年から個人事業主として介護美容の資格を生かし、介護施設やご自宅に出張してエステやネイル、手足のケア、健康美容体操などを
おこなう。2023年に『Nextlifeデザイン合同会社』を設立し、大分県での介護美容の
認知拡大と、全国の介護美容セラピストの活躍の場を増やしたいという想いを胸に
コミュニティを運営し、シニアデザイナーとして活動中。

THERA-FIL

セラピスト取材メディア『THERA-FIL』は、平均寿命ではなく健康寿命を延ばすために、病院以外で本当の健康を届けるために活躍しているセラピスト(Therapist)を1つの記事(Film)取り上げています。

THERA-FILって何のメディア?
THERA-FIL

コミュニティ運営やシニアデザイナーとして活動するに至るまでにどのようなストーリーがあったのでしょうか?

長尾さんFilmを覗いてみましょう。

作業療法士を目指したきっかけを教えてください!

長尾 夏音

けがをしてお世話になったリハビリの先生に憧れたからです!

私は学生時代に、バスケットボールに熱中していました。当時はよくけがをしていたので、リハビリの先生にお世話になることが多かったんです。私を担当してくださった先生は、とても親身に寄り添ってくれて私もこんな仕事に就きたいと思い、リハビリの仕事に興味を持ちました。

当初は理学療法士になりたかったんですけど、大分県に理学療法士の資格を取得できる学校が2つしかなく倍率も高かったので、理学療法士の道に進むのを断念しました。

ただ、リハビリの仕事に就きたいという想いを諦めきれなかったので、作業療法士を目指しました。

実際の現場はどうでしたか?

長尾 夏音

やりがいがあってすごくいい仕事という反面、正しく評価されたいと思うことがありました!

バスケによるけがで理学療法士の方にお世話になったので、スポーツ分野に携われる施設を目指していましたが、入職したのは高齢者が多い回復期のリハビリテーション病院でした。

実際に働いてみて、精神的にも落ち込んでる患者さまに寄り添い、元気にすることはやりがいもあり、すごく良い仕事だなと。この仕事が好きだなと改めて感じることが多かったですね。

臨床1、2年目は、各地に行って勉強会に参加していたんですが、次第に頑張っても評価されないという感情が湧いてきて、意欲が下がってしまったんです。もちろんやるべき業務はしっかりおこなっていましたし、自身の患者さまの症例に合わせた日々の自己研鑽は続けていましたが、自分がどこを目指していいのかがわからなくなっていきました。

また、勤務していた病院が若い世代が多い場所だったので、臨床5年目からは、中堅のような扱いになり、学生の指導者や新人教育を任されることが多かったんです。

正直私のやりたいことは、新人教育でも、学生に凄く寄り添いたいわけではないという思いを抱えながら仕事をしていました。以前よりも学生や新人の指導で仕事量が増えたのにも関わらずお給料に反映されることもなかったので、見返りのために仕事をしていたわけではありませんが、仕事量と評価の差に違和感を感じることが増え、自分の将来のキャリアビジョンについて考えることが増えました。

それから、新型コロナウイルスが流行したんです。当時は病院内における感染防止策を徹底し、プライベートでも外出を我慢するなど制限されることが多く、公私ともに感染防止のために尽力していました。

自分が成長してどこを目指すべきなんだろうと考えることも多くなり、次第に目標がわからなくなっていました。また、自分らしく働けていないと感じることが多くなり、もっと病院の外に出てたくさんの景色を見てみたい。自分の活躍できる場を探したいという想いが強くなり、臨床7年目の2021年にそれまで勤務していた病院を退職しました。

現在はどういった活動をされているんですか?

長尾 夏音

介護美容事業や全国の介護美容セラピストの育成に取り組んでいます!

元々、病院の外で働きたいなとは考えていたんです。私がやりたいことや好きなこと、私にできることはなんだろうと考えて、約2年ほど自分で情報を集めていたときに”介護美容”という分野があることを知ったんです。

そこで介護美容について学び、「私のやりたい仕事はこれだ」と思いましたすぐに美容の技術やお肌に関する研修を受けて介護美容の資格を取得し、その勢いで独立しました。

当初は、まず独立したいという想いが強かったので、スピード感をもって個人事業主で介護美容事業をスタートさせました。

私のなかで介護施設で美容を届けたかったので、一から施設を回って営業活動を始め、最初は少しずつですが、お客さまが増えていったんです

長尾 夏音 介護美容

介護施設に入所されている女性へのエステやネイル、手足のケアなどがおもな事業内容です。個人ではなく集団に向けて美容体操というコンテンツを作り、幅広いコンテンツを提供するために努めています。

介護美容を提供するうちに、これは社会にとって非常に大事なサービスだと再確認できたのですが、多くの人に届けたいと考えたときに個人での活動は、本当にごく一部のお客様にしかこのサービスを届けられないなと思い、限界を感じ始めていました。

そのときに、SNSでの発信を通して大分県や全国でも「一緒に働きたい」「介護美容をやりたい」「介護美容というサービスをこれからの社会にもっと広めたい」と、私と同じ想いを持ってくださる方が増えてきたんです。

個人というよりは会社で事業を確立させたほうが、より多くの方に、社会に届くのではないかと思い、法人化して『Nextlifeデザイン合同会社』を設立し、介護美容事業と介護美容セラピストの育成事業を中心に会社を運営しています。

また、介護美容に関するオンラインコミュニティも運用しています。

コミュニティの運営を始めたきっかけは、介護美容事業を続けるなかで、全国各地から私のSNSに毎日、100人程度の多くの方から「介護美容やりたいんですけど、どのようにすれば良いですか?」というメッセージがきていたことです。

多くの方が介護美容に対して興味を持ってやりたいと考えているのであれば、ノウハウを伝えることで全国各地で事業として介護美容に取り組む方が増えると思いましたそれが、介護美容自体の認知やニーズの拡大につながると考え、コミュニティを創りました。

コミュニティを運営していて、医療従事者の多くが介護の知識や技術は持っているのですが、ビジネス面では集客の大変さも経験していないですし、営業もしたことがないので、一歩病院の外に出て自分で仕事をするということはかなり苦手なんだと気づきました。

さらに医療や介護の現場で働く方々は病院や施設の中でお仕事をするのがほとんどなので、どうしても視野が狭くなってしまってしまいます。それが挑戦の妨げになっているのかなと。介護美容をやりたいと考えて資格を取った方でも、それを生かして実際に仕事にできていない方が多いのは凄くもったいないなあと感じましたね。

私はコミュニティを通して、そのような方にもお力添えができたらと考えています。

活動への想いを教えてください!

長尾 夏音

介護美容を必要としている方々にもっとサービスを届けたいです!

介護美容がさらに広まり、必要な方に届いて欲しいという想いがあります。そのためには、私1人の力だけでは不十分です。大分の現場でのスタッフの育成も含めてオンラインを活用しながら全国の介護美容に精通する人材を育成し、介護美容を事業として成り立たせられる人材を育てる必要があると考えています。

長尾 夏音 コミュニティ

最近は、今まで以上に人材育成に力を注ぐようになりました。人が成長して、自分のほかに現場で活躍するような人材が増えることで、さらに介護美容を届ける方が増えることにもつながると考えていますし、私自身も嬉しいです。

人材育成をおこなううえで、コミュニティメンバーそれぞれの目標を確認します。目標は人それぞれ、多種多様であるため、その方がどうなりたいのかを深掘りながら目標を決めた上で事業構築のサポートをおこなわせてもらっています。

目標によっては、提供することができるノウハウやマインド設定も違うので、メンバーのみなさんに同じやり方で伝えるのではなく、その方の目標に沿ったレベルアップのツールを提供しています。

私の運営するコミュニティ内で介護美容を仕事とするメンバーが増え、多くの力で介護美容を社会に必要なものとして広めていけると今後もっといい社会になるはずです。

今後の目標はありますか?

長尾 夏音

2025年までに介護や福祉の現場で”美容”が当たり前に受けられる社会の実現させたいことと、働く女性の可能性や活躍できる場を増やすのが目標です!

私と同じような志を持ったメンバーと一緒に、介護美容を全国的に広めていきたいというのが一番の目標ですね。

長尾 夏音 仕事

もう1つ挙げると、自立した女性が増えてほしいと考えています。結婚や出産を機に、女性が仕事に対して持っている能力を十分に発揮できず、仕事を楽しくなさそうにしている方が周りにも多いんです。

私は女性は今よりも輝くべき存在だと思っていて、自立して自分らしく働く女性が増えるとその方が仕事や家庭も充実させることができ、さらに良い人生を送れると考えています。

事業を通して伝えたいことはありますか?

長尾 夏音

さまざまな価値観に触れる機会を増やしてほしいです!

私は医療従事者が病院や施設だけに縛られると、どうしても視野が狭くなってしまうのではないかと考えています。

独立することを強く勧めるつもりはないんですが、病院の外を見渡すという気持ちを持っておく必要があると思うんです。

思い切って環境をちょっとでも変えてみることで、今後の自分の人生がより豊かになったり、出会えなかった人に出会えたりと、価値観が広くなると思います。

私も病院勤務をしていたときに同じような考えを持っていたんですが、現在、病院や施設で働いている方のなかにも、このままでいいのかなと悩んでる方もいらっしゃるはずです。

「独立をすぐしなさい」「行動しなさい」と言うつもりはないんです。ただ、さまざまな価値観に触れることができる環境に飛び込むことはとても大切だと思います。

自分が何をやりたいのかを考えたときに、介護美容に興味がある方は、ぜひご相談ください。私は、今よりも介護美容を広めたいと思っているので同じような考えを持つ方がいらっしゃるのはとても嬉しいです。

一緒に頑張りましょう。

NextLifeデザイン合同会社
介護美容サービス Ranun

 スタンドFM

 

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