【こどもリハビリかめきち / 理学療法士】長い人生を生きる多くの子どもたちの未来を豊かに!

【こどもリハビリかめきち / 理学療法士】長い人生を生きる多くの子どもたちの未来を豊かに!

こどもリハビリかめきち

理学療法士の資格取得後、難病センターに勤務。日本の医療体制に疑問を持ち、
3年半で退職して、地球一周の旅に。戦争や地雷などの被害で身体が不自由に
なった子どもたちを目の当たりにして、小児リハの道へ。
現在は『こどもリハビリかめきち』として開業し、
”日本一リアルタイムに相談できる小児PT”をキャッチコピーに活躍中。

THERA-FIL

セラピスト取材メディア『THERA-FIL』は、平均寿命ではなく健康寿命を延ばすために、病院以外で本当の健康を届けるために活躍しているセラピスト(Therapist)を1つの記事(Film)として取り上げています。

THERA-FILって何のメディア?
THERA-FIL

病院勤務の理学療法士からこどもリハビリかめきちとして活動するに至るまでにどのようなストーリーがあったのでしょうか。

かめきちさんFilmを覗いてみましょう。

理学療法士になろうと思ったきっかけを教えてください!

かめきち

祖父が脳卒中になり、リハビリを受けているのを見たのがきっかけです!

10代の頃は、私のことを誰も理解してくれないという気持ちが強くて。それは逆に理解してほしいという気持ちでもあって。ずっとそう思っていました。

しかしあるとき、私は相手のことを理解しようとしているのだろうかと思うようになりました。求めるばかりで私自身が理解しようとしていないことに気づいたんです。まず、相手を理解しようとすることが先だと。

そんななか高校生のとき、祖父が脳卒中になってしまったんです。重度の片麻痺で高次脳機能障害もありました。

それから回復期でリハビリをして、車椅子で自宅復帰しました。祖父の目には力がなかったんですよね。それから訪問で理学療法士の先生が来てくださって、その先生がすごく小柄な女性の方で。祖父はけっこう体格が良かったんですが、祖父より小柄な先生が「はい!歩くよ!」と言って歩行練習をしていました。

すると祖父はみるみる回復していき、歩けるようになったんです。それから祖父の目がいきいきとしていましたね。当時の私には、その小柄な理学療法士の先生が、祖父を理解しようとしてくれて、歩けるという喜びと生きる魂を与えてくれたと感じて、すごく心が動かされました。

それから私自身も人に生きる魂を与えられる人になりたいと思い、理学療法士を目指しました。

実際に理学療法士になってみてどうでしたか?

かめきち

日本の医療体制に疑問を持ちました!

よく自身のなりたい理学療法士像と現実にギャップを感じる方が多いと思うんですが、私はそこまで感じることはありませんでしたね。ただ日本の医療体制や職場に疑問を持ち、思ったより窮屈だなと感じたんですよね。上司に提案を持っていくと否定されることもあり、私が間違っているのかなと思いました。

ですがここで自分が間違っているという自己否定に走ると私自身の成長につながらないと思ったんです。それがきっかけで私の考え方がおかしいのか、上司がおかしいのか、そもそも日本の医療や社会がおかしいのかを知りたくなり、3年半勤めた職場を退職して地球一周の旅に出ました。

その旅で2つのことに気づきました。それは世界が不合理で不条理で不公平ということと、一方で時間の流れは平等で人の命にはいつか必ず終わりがくることです。

世界を見て回ると、世の中の不合理なことや不条理なこと、不公平なことをたくさん目の当たりにしました。本当にありえないくらい多かったですね。通学途中に地雷の被害に遭って片足がなくなった子どももいて・・・

そんななか、平等に与えてもらったものだなと感じたのは時間の流れといつか命が尽きることです。私自身も同様にいつか命が尽きる。1分1秒はほかの誰とも変わらない。だからこそ、私は理学療法士としての人生をどのように使うのかということを考えるようになりましたね。

小児の理学療法士として活動を始めた理由はなんですか?

かめきち

現在の医療行為に疑問を持ったからです!

現在はいろいろな意味で医療行為が充実していて、逆に高齢者への医療行為は行き過ぎているケースもあります。たしかに自宅復帰や延命治療は大切ですし、家族と生きる時間は何にも変えられません。

ただその結果、子どもよりも高齢者に使う国のお金のほうが高くなりすぎています。なかには医療技術によって生かされている状態で、病院側のエゴにしか感じられないというケースも少なくありません。

私は、不合理や不条理、不公平な世界を変えるのは未来を生きる子どもたちで、その子どもたちを支援していきたいと思い、小児の分野に進みました。

かめきち 小児リハ

今でこそ、こどもリハビリかめきちとして多くの方に支えられて活動できていますが、当初は小児リハの知識が全くありませんでしたし、リハビリで子どもを見た経験がありませんでした。

帰国してからは知識と経験を積むために、まず訪問看護ステーションに勤めました。さまざまなご家庭を訪ねてリハビリをするなかで、より専門的な知識と経験を身につけたいと思い、小児専門の子ども病院に勤めました。

子ども病院では何千件というケースをみて、あらゆる科の子どもリハ、在宅を網羅しました。その後私に足りないのは急性期だと思い転職し、療育や児童発達支援を経験できればすべてを網羅できると思い、再度転職をするといった流れです。

そうして3年かけて3回転職を繰り返し、知識と経験を詰め込みました。

現在の事業について教えてください!

かめきち

小児理学療法士としてさまざまな形で活動しています!

”日本一リアルタイムに相談できる小児PT”をキャッチコピーに、対面の1対1でおこなうリハビリ教室のリハビリ『かめリハ』、オンラインで親御さまの相談を受け、実際のお子さまの様子を見せていただき、気づいたことをお伝えする『かめサポ』をおこなっています。

そして実際にお子さまの身体を動かしていただくといった、50分間の親御さまとやりとりしながらお子さまのリハビリをおこなったあとに、LINEでのサポートを1か月間おこなう流れです。LINEでは「かめきちさんに教えてもらった〇〇やってみました!」と動画が送られてくるので、その動画を見てアドバイスをしています。

かめきち 理解

お子さまのリハビリをおこなう際は、対面でもオンラインでも変化する過程を理解しようと意識しています。始めたてのお子さまをみると「なんとなくきつそうだな」「緊張しているのかな」と感じることがよくあるんです。リハビリが進むうちに、徐々にお子さまの様子が変化してリラックスしていく過程から、子どもにとっての「これがしたかった」「こうすると楽」が理解できます。

逆に私のことを「理解してもらえた」と思うこともありますよ。特に重度の障がいをもったお子さまが、私のリハビリを受けて小さい手足を少しでも動かしてくれたり反応したりしてくれると、一生懸命生きているのを感じるんです。呼吸をしたり、手足を動かしたり、一生懸命生きたいというのが伝わってきて、私自身が学ばせてもらって感謝しかありません。

そのほか、企業とコラボしたユニバーサルデザインの子ども服に携わっていて、活動の形はさまざまですね。

活動の経緯としては、2020年にコロナが流行り始めて、当時オフラインで子どものリハビリをおこなっていたのですが、子どもたちがなかなかリハビリに来れなくなったんです。それから「実は足が硬くなってきてしまいました」だったり「ご飯を食べれていたのに食べれなくなりました」だったりと、親御さまから連絡が来ることが多くて。

私たちのような理学療法士は現場で働いてなんぼなので、現場でリハビリもできず子どもたちもリハビリに来れないならと思い、SNSを始めたんです。どうやったら昨今の親御さまに必要な情報を届けられるんだろうと考えたときに、当時インスタグラムが一番リーチが上がるだろうと考えて、SNSのなかでもインスタグラムを始めました。

インスタでの発信を開始した当初は、右も左も分からない状態だったので、お母さま方の質問に答えていったんです。するとお母さま方からの質問が増えて「私の子供をDMで相談させてください」と言われるようになり、相談に乗っていると「かめきちさんの説明は分かりやすいのでインスタライブやってください」と言われ、インスタライブを毎週おこなっていたら、「zoomでもいいので、うちの子をみてください」と。

さらには「自費リハという形で直接みてほしい」と言われて教室を開いたという流れですね。親御さまのニーズに合わせて活動していたんですが、気づいたら開業していましたね(笑)

今後の展望はありますか?

かめきち

シンプルに多くの方を救いたいです!

私の人生の目標がシンプルに多くの方を救うことなんです。そのための手段として理学療法士という資格を取得して、手段として開業してるだけであって、その根幹には人を救いたいという想いがあるんです。

人を救うことを細分化すると、そのときその方のニーズに合わせたサービスを提供することだと思います。「ティッシュを取って」と言われたらティッシュを渡しますよね。それと同じで「〇〇のサービスを作ってほしい」と言われてそのサービスを創るといった感じです。

その方のニーズに合わせて創るのが、かめきちのやり方なんです。

かめきち こどもリハビリ

今一番力を入れている『かめスク』という教育事業があります。

PT・OT・STもそうですし、歯科衛生士さんや保育士さん、学校の先生など、子供に関わるさまざまな職業のコミュニティがあって。より多くの方を救うには私一人では限界があります。私一人が10人の子どもたちを救うより、私が教育した方が10人の子どもたちを救うことができればそれだけで100人を救うことができます。

そのためにまずコミュニティを拡大させて、かめきちChildrenを全国に排出したいです。

THERA-FILを通して伝えたいことはありますか?

かめきち

逃げることはダメなことじゃないと伝えたいです!

意外と私は前向きな発言をしないタイプで、やばいと思ったら逃げることも大事だと伝えたいです。

動物の中で人間だけなんです。理性が働いて逃げることがマイナスだと思って我慢するのは。だからこそ、逃げ方を知らない方が多いんですよね。セラピストでもその思考で自己犠牲が働いて自分が悪いと思考停止してしまう。

自分の良さを引き出してくれるのは一生その環境だけじゃないので、なんか違うなと思ったら、勇気を持って環境を変えたほうがいいと思います。

我慢した先に良いことはありませんし、石の上にも三年みたいな美徳がありますが、今は情報の流れが何百倍も早いので、昔のじっくりやるのが正義の考え方が通用しない時代になってきています。

序盤でもお話ししましたが、時間は平等に過ぎ、平等に有限です。

目の前のことに必死に取り組み、同時並行で改善すればいいと思います。

私の経験が少しでもみなさんの道標になってくれると嬉しいです。


\かめきちさんのインスタはこちら/

かめきち インスタ

こどもリハビリかめきちについてはこちら/

こどもリハビリかめきち

 

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