【楓 / 理学療法士】固定概念に捉われない自由な生き方をする方を増やしたい!

【楓 / 理学療法士】固定概念に捉われない自由な生き方をする方を増やしたい!

楓( かえで)

理学療法士の資格取得後、総合病院で4年間勤務。集客やマネジメントを学びInstagram運用のオンラインスクールを設立。現在はオンラインスクールを運営しつつ、自転車で日本縦断にも挑戦中。

THERA-FIL

セラピスト取材メディア『THERA-FIL』は、平均寿命ではなく健康寿命を延ばすために、病院以外で本当の健康を届けるために活躍しているセラピスト(Therapist)を1つの記事(Film)として取り上げています。

THERA-FILって何のメディア?
THERA-FIL

病院勤務をしていた理学療法士がオンラインスクールの設立や日本縦断へ挑戦するに至るまでにどのようなストーリーがあったのでしょうか。

楓さんFilmを覗いてみましょう。

楓さんが理学療法士になろうと思ったきっかけを教えてください!

自分を支えてくれた理学療法士の方と同じような存在になりたいと思ったからです!

小学3年生から高校3年生までバレー部に所属し、高校2年生のときに膝のけがをしてしまったんです。

半年間のリハビリを経て回復しましたが、すぐに反対側の膝をけがしてしまい、選手としては終わったな・・・と絶望しました

1回目にけがをしたときは、周りに迷惑かけてしまうなという思いがありましたが、正直きつい練習をしなくていいんだなと重く捉えてはいなかったんです。

しかし、2度目のけがをしてしまったことでトータル約1年間リハビリをすることになったので、非常に焦りが生まれましたね。

高校最後の大会には間に合うようにしたいと理学療法士の先生に相談をしたところ、親身に考えてリハビリをしてくださり、なんとか大会に間に合わせることができました。

特に2回目のけがをしたときは、身体のメンテナンスはもちろんですが、精神的に支えていただいたのが大きかったですね。

担当の理学療法士の方への感謝の気持ちが強く出てきて「私もこんな人になりたい」と思い、理学療法士になることを決意しました。

理学療法士になってみてどうでしたか?

患者さまと関わることができ、とても楽しかったです!

私はスポーツ分野にはあまり興味がなかったので、総合病院に就職して整形外科や脳外科でご高齢の患者さまのリハビリを担当していました。

実際に働いて分かったのは、目の前の患者さまの人生を預かるので、大きな責任を伴うこと。

そして患者さまの生活を改善していくためには、国家資格を取得するための勉強だけでは不十分で、常に学び、技術力を高めていく必要があることです。

理学療法士は、患者さまと接する時間が多く距離感も近いので、家族関係の問題や病院生活や今後の不安など多く聴くことがあります。

患者さまが私に悩みを打ち明けてくれていることに対して、親身になって患者さまに関わることができているなという実感が湧き、大変でしたが楽しさややりがいも強かったですね。

楓さんがオンラインスクールを始めた経緯や内容を教えてください!

いろいろな場所で仕事ができるオンラインでの働き方を知り、同じ思いの仲間と共同でオンラインスクールを設立しました!

当時の私は、心の奥底では波乱万丈な人生を送りたいと思いつつ、国家資格を取得して働くという安定した人生を選択をしていました。

25歳を過ぎた頃、中学校の友人やオンラインを活用して仕事をするフリーランスの方と話す機会があったんです。

そこで会社や病院などに縛られず、いろいろな場所で仕事ができる働き方があることを知りました。

次第に、病院よりもオンラインを活用した場所を選ばない自由な働き方をしたいと思い始めたんです。

楓 働き方

25歳の頃に病院を退職して営業や集客、マネジメントなどについて学び、2022年の10月にInstagram運用を教えるオンラインスクールを共同設立しました

Instagram運用については、実績のあるインフルエンサーの方が指導してくださっています。

私は、結果を出すためには知識だけでなく考え方やマインドも必要だと考えているので、おもに結果を出すために必要となるマインドセットについてお伝えしています。

また企業さまに向けたInstagram運用代行事業もおこなっています。

楓さんが日本縦断をスタートしたきっかけを教えてください!

仲間から「日本縦断してみてはどうですか?」と言われておもしろそうだと思い、挑戦を決めました!

テレビで日本人が世界を旅しているをしているのをみて、何となくおもしろそうだなと思いながらみていました。

ただ理学療法士として働いているときは、忙しくて長期の休みも取れないので、諦めていたんです。

独立して2年ほど経って、改めて今後の人生について考えた時に何かおもしろいことをしたいと思ったんです。

2023年の8月10日にそれを仲間と話していたときに「日本縦断してみてはどうですか?」と言われて、それまでそのことはすっかり忘れていたので意表をつかれた感じでした。

理学療法士で、かつ女性となるとほかにやっている方もいないだろうし、おもしろそうだと思い、日本縦断に挑戦しようと決めました。

楓 日本縦断

その3日後には自転車など必要な装備を買いに行き、2023年の9月に北海道の日本最北端の地から日本縦断をスタートしました。

独立するときもそうだったのですが、私は何かきっかけがあればすぐに行動に移してきました。何をするにも、いい意味でノリと勢いは大事だと思います!

楓さんが事業に込めている想いや今後の展望を教えてください!

受講生の方が結果を出せるよう全力でサポートしたいです!

独立当初は、自分がおもしろい人生を歩むためにオンラインの仕事をして、いろいろな場所を飛び回れたらいいなと思っていたんです。

ただ運営を始めてからは、オンラインスクールの受講生が結果が出せるように全力でサポートしたいという想いが強くなっていきました。

また約2年間オンラインの仕事をしてきて、改めてオフラインでの人との関わりも好きだ感じました。

もっとおもしろいことに挑戦されている方や、私にはない価値観を持つ方に出会いたいという想いが強いですね。

日本縦断が終了したら、世界一周にも挑戦したいと考えています。

旅をして感動するほどの人の優しさや温かさに触れたことで、それを誰かに返したいなという想いが自分のなかでとても大きくなっているんです。

今後はオンラインスクールを軸に、いろいろな生き方をされている方が交流できる場所や破天荒な女性をもっと増やすきっかけづくり、旅人応援のようなことをしたいと考えています。

その一環として、ゲストハウスの運営を考えています。

THERA-FILを通して伝えたいことはありますか?

常識や普通という固定観念にとらわれず、自分の人生を生きてほしいです!

私は社会人4年目までは臨床職場で働いていて、その道しかないと決めつけていました。

もちろん、臨床現場の仕事に対してワクワクできて満足できるものであれば、その道を突き詰めるのも素晴らしいことだと思います。

ただ、誰が作ったか分からない常識や普通という固定観念にとらわれたまま人生を終えないでほしい。

私は、変化する恐怖より、このまま変わらないことの方が怖かったです。

今は自分からアクションを起こせばいくらでも情報を得られるし、自分次第でいくらでも変えていけると思います。自分の人生の責任は誰もとってくれない。

だから、他人の目や世間体、「こうでないといけない」に縛られず、自分の選択を正解に変えることが大切だと思います。

理学療法士は病院で働くものという常識にとらわれず、いろいろな場所で好きなことや自分のやりたいことで活躍できると実感しています。

「誰かの普通」にとらわれず、自分らしい生き方を実現していきましょう。

楓 インスタ

 

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