セラピスト取材メディア『THERA-FIL』は、平均寿命ではなく健康寿命を延ばすために、病院以外で本当の健康を届けるために活躍しているセラピスト（Therapist）を1つの記事（Film）として取り上げています。
鍼灸師の資格を取得後、ピラティスのトレーナーやグラビア活動に至るまでにどのようなストーリーがあったのでしょうか。
ちなつさんのFilmを覗いてみましょう。
目次
ちなつさんが鍼灸師になろうと思ったきっかけを教えてください！
学生時代の部活動でお世話になったことがきっかけです！
学生時代は、中高の6年間陸上競技に取り組んでいました。その頃はけがや腰・足の痛みに悩まされていたので、鍼灸師の方によくお世話になっていたんです。
それがきっかけで、鍼灸師の先生って格好良いなと漠然と憧れを抱くようになりました。
高校を卒業して、大学でも陸上競技を続けようかと悩みましたが、サポートをする側にまわりたいという想いが強くなり、高校3年の秋ごろに鍼灸の専門学校に進むことを決めました。
3年間で鍼灸師・あん摩マッサージ師の両方を取得できる学校を選んだので、すべて同じタイミングで取得しています。
ちなつさんがピラティスの資格を取得した経緯を教えてください！
再発してしまう身体の不調を根本から解決したいと考えるようになりました！
鍼灸師の資格取得後は、半年間整骨院で働いていました。
私たちの世代は新型コロナの影響で経営が傾いてしまう整骨院が多く、私自身もその影響で生活がかなり苦しくなってしまったんです。
ただ国家資格を持っているだけでなく、プラスαで何か自分のスキルがないといけないなと気づいたことで、ピラティスを学び始めました。
ピラティスの資格取得にもお金がかかるので、まずは自分の生活を立て直したかったこともあり、訪問型の鍼灸マッサージをおこなっている会社に転職しました。
訪問の鍼灸マッサージは、多くの患者さまから「身体の調子が良くなったよ。」という言葉にやりがいも感じていました。
接骨院勤務のときに鍼やマッサージだけでは根本的な解決になっていないと感じていたことと、高齢者向けのサービスを経験して”健康寿命”と”予防”の大切さに気づいたんです。
それがきっかけで、ピラティスの学びを深めて新たな資格を取得しました。
じつはヨガの資格も取っているんですが、ピラティスのほうが自分に向いていると思い、ピラティスのみの活動に絞るようになったんです。
その後は平日に訪問マッサージの仕事をしながら、週末はピラティスのレッスンをおこない、休みなく働く生活を半年間続けました。
ちなつさんが休みなく半年間頑張れた秘訣を教えてください！
自分自身がピラティスを楽しめたということが最大の理由です！
訪問マッサージは整骨院と違い、夕方6時にはほぼ確実に終業していたので案外体力がありました。まだやれると感じていたのを覚えていますね。
土日のピラティスレッスンも夕方には終わっていたので、1週間を通して体力的に問題なかったというのが理由の一つです。
精神面においても、自分自身がピラティスを指導することがとても楽しかったんです。
それに加えて、来てくださったお客さまからいつも喜んでいただいたので、楽しみながら指導することができたということがもう一つの理由になります。
ちなつさんの現在の活動について教えてください！
ピラティス、鍼灸マッサージをメインに、ときどきグラビアアイドル活動をおこなっています！
現在は、フリーランスとして活動しています。
メインの活動として、ピラティスを東京と千葉のスタジオでおこなっていて、合間にサロンや時には訪問で鍼治療をしています。グラビアの仕事はお話をいただいたときにお受けしている形です。
現状メインはピラティス指導ですが、最近は鍼やマッサージの重要さを改めて考えるようになって、ピラティスとの比率を見直しているところです。
なかには、ピラティスやトレーニングに対してどうしてもハードルが高く感じてしまい、なかなか踏み出すことができない方もいらっしゃるんです。
なので、そういった方を対象に気軽さを提供してあげたいと考えています。
グラビアの仕事に関しては、それをきっかけに私の存在を知ることで、鍼治療やピラティスの存在を知っていただく一助になれば良いなと思って活動をおこなっています。
現在の活動へのちなつさんの想いや今後の展望を教えてください！
私と関わることで元気になってほしいという想いです！
これまでずっと施術やピラティスを通して癒されてほしい、元気になってほしいという想いを変わらずにもち続けています。
ピラティスは身体だけでなく、精神面でも前向きな気持ちになれるんです。
私と関わることによって、より多くの方がポジティブな気持ちになれたり、日々を元気に過ごせるようになったりしてほしいという想いで日々活動を続けています。
来年度からピラティスやジムに通うことへのハードルの高さを感じている方向けに、オンラインサロンを開始する予定です。
自宅で一人でもできるように、セルフケアを題材にする予定で私自身も楽しみです。
THERA-FILを通して伝えたいことはありますか？
自分だけの色をもってください！
国家資格の取得をスタートとして、プラスαで何か自分のやりたいことを見つけてほしいです。
医療従事者は特に顕著だと思うんですが、あまり目立ったことをしてはいけないように考える傾向があると思うんです。
思い切って自分のやりたいことや自分にしかできないことを見つけることで、国家資格がより輝きを増すので、ぜひ自分だけの色をもって挑戦してください。
ちなつ
鍼灸師の資格を取得後、整骨院での勤務。新型コロナウイルスの不況のなか転職も経験し、国家資格以外にも大切なスキルがあることに気づきピラティスインストラクターの資格を取得する。現在はピラティスのレッスンをする傍ら、鍼灸マッサージやグラビアアイドルとしての活動をおこなっている。自身と関わることで多くの方により元気になってもらいたいという想いで日々活動中。