【領家健太郎 / 柔道整復師】身近にいる方々の健康意識を底上げしたい！

領家健太郎（りょうけけんたろう）

柔道整復師とアスレティックトレーナーの資格取得後、ジムに就職。自身の得意分野を見極め、パーソナルトレーナーとして活動中。整体とトレーニングの知識を生かし、一般の方を対象にサービスを提供している。

セラピスト取材メディア『THERA-FIL』は、平均寿命ではなく健康寿命を延ばすために、病院以外で本当の健康を届けるために活躍しているセラピスト（Therapist）を1つの記事（Film）として取り上げています。

柔道整復師がパーソナルトレーナーになるまでにどのようなストーリーがあったのでしょうか。

領家さんのFilmを覗いてみましょう。

領家さんが柔道整復師になろうと思ったきっかけを教えてください！

アスレチィックトレーナーになりたいと思ったことがきっかけです！

もともと、アスレティックトレーナーになりたかったんです。滑り止めのために受けた大学がたまたまアスレティックトレーナーと柔道整復師のダブルライセンスを取得できる学校でした。

柔道整復師の資格も持っていたほうが活動の幅が広がると思い、その大学に入学したんです。そして目標どおり、ダブルライセンスを取得して卒業することができました。

アスレティックトレーナーを知ったのは、高校生のときです。所属していた部活で、ときどきアスレティックトレーナーの方がトレーニング指導をしてくださっていました。

当時は、スポーツチームのトレーナーになりたいと思っていたので、この資格を取れば自分のやりたい仕事に近づけると思いました。

学校卒業後、パーソナルトレーナーとしてジムに就職しました！

学生時代の現地実習で、集団指導よりマンツーマン指導の方が得意だと気づいたんです。

それからマンツーマン指導の技術を向上させたいと思い、ジムでアルバイトも始めています。もともとは、スポーツチームで仕事をしたかったんですが、やりたいことと得意なことのギャップを感じましたよ。

今までの経験を生かし、卒業後はパーソナルトレーナーとして就職しました。たまたまキックボクシング選手が立ち上げたジムの求人が出ていたので、応募したことがきっかけです。

キックボクシング選手がつくるジムなのでスポーツをしている方も対象となるのではないかと思って、思い切って応募しました。無事に就職することができ、そのジムでは4年間勤務しました。

その後、現在勤務している『武蔵小杉フィットネスサロン HONOR』に転職し、今年で勤続4年目です。

一般の方を対象に整体とトレーニング指導をおこなっています！

現在は、専業主婦の方や会社員など一般の方を対象としたパーソナルトレーニング指導をおこなっています。スポーツをされるわけでないので、一般的な生活レベルを当たり前に過ごせることが目標です。

整体でマイナスの状態からゼロに戻し、トレーニングで予防につなげられるよう介入しています。最初から今の考えにたどり着いたわけではなく、いろいろ取り組みながら今の方法に確立していきました。

正直、就職して4年目ごろまでは整体の技術を身に着けるのに苦労しましたよ。

学生時代は知識を勉強することが多く、技術を身に着ける機会がなかなかありません。トレーニングの知識はアルバイトをしていたときに勉強していたんですが、整体を武器にするまでには時間がかかりました。

整体の技術が身につくことで、お客さまの身体の見方も大きく変わりました。

また、私が疲れない身体の使い方も身についたと思います。現在も1日に10人程度担当させていただいていますが、効率良く、かつ効果的なサービスを提供できるよう心がけています。

探求心が仕事の原動力。今後は後進育成にも携わりたいですね！

私はもともと身体が強く、病院も1年に1回行くかいかないかぐらいの健康体です。

しかし、そうでない方が多いのが現代の現状です。それが不思議でしょうがないんです。その原因を知りたいという探求心が私の原動力になっていると思います。

今後もさまざまな方に携わらせていただき、どんどん新しい発見をしていきたいです。

また、店舗運営と後進の育成にも取り組みたいです。若い方が自分と同じレベルになれるよう自分のレベルも引き上げつつ、育成にも携わりたいと思っています。私が担当しなくても同じレベルのサービスを提供できれば、健康になる方も増えると思うんです。

現場にも立ちながら、マネジメントもできるように仕組みを整えていきたいと思っています。

このジムの近くに住んでいる方々全員が、Honorに来てほしいですね。来てくれたら身体を良い状態にできる自信がありますし、対応できる範囲で周囲の方々の健康意識を底上げしていきたいです。

柔軟な考えをもち、自分が活躍できる場所を見つけましょう！

今おこなっていることは、大学入学時点で思い描いていたプランとは違うかもしれません。

ただ、頭を固くせず柔軟に対応しながら進路変更するのは悪くないと思います。学んだことを生かせて、自分に合った現場を若いうちに知っておきましょう。

それが、今後の自分のためになると思います。

活躍できる場所は、たくさんあるのでぜひ探してみましょう。予防だけではなく、いろいろな現場で自分の適性を見極められる方が増えると良いなと思います。

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