セラピスト取材メディア『THERA-FIL』は、平均寿命ではなく健康寿命を延ばすために、病院以外で本当の健康を届けるために活躍しているセラピスト(Therapist)を1つの記事(Film)として取り上げています。
急性期病院からWebライターやBEAUTY JAPANへ出場するまでに至るまでにどのようなストーリーがあったのでしょうか。
角さんのFilmを覗いてみましょう。
目次
理学療法士になろうと思ったきっかけを教えてください!
患者さまの言葉と祖父を助けたいと思ったことがきっかけです!
学生の頃から人の役に立つ仕事がしたいと思っていたので、医療職を目指していました。医師や薬剤師は金銭面、勉強面で難しく、当初は看護師になろうと思っていたんです。
しかし、血を見ることや注射が苦手な私に、母が「リハビリの仕事があるよ」と教えてくれて、それが理学療法士を知るきっかけとなりました。
高校生の夏休みを使って看護体験に行った際に、リハビリの様子を見学する機会があったんです。
見学の際に、ある患者さまから「あなたたちみたいな方が、私みたいな人を助けるのよ」と言われたときに理学療法士になろうと決心したんです。
その後、私の大好きな祖父が訪問リハビリを受けることになり、理学療法士になれば、祖父を助けられるんだと思ったことも理学療法士を目指したきっかけです。
Webライターとしての活動を始めるまでの経緯を教えてください!
コミュニケーションの壁にぶつかり、言葉の重要性に気づいたからです!
理学療法士の資格取得後は、急性期病院に就職しました。
最初の1年目は、とても大変でしたね。先輩からの指導を受けても分からないことばかりで、うまくできず怒られていたんです。
また手技の方法もさまざまで、指導してくださる先生によって考え方が違い、私はどうすればいいのかという葛藤がありました。
そんな1年目を経験しましたが、徐々に仕事にも慣れ、気持ちに余裕が生まれました。
学会発表や新人指導も経験させていただき、自分のやるべきことはやり切ったと思えたので、5年目が終わる頃に急性期病院を退職したんです。
私の理学療法士としての夢に、自分の生まれ育った地域で働きたいというものがあったので、病院退職後は地元で訪問リハビリに従事することを決めました。
訪問リハビリに就職してからは、コミュニケーションの壁にぶつかったんです。運動方法を指導しても行動まで促せていなかったり、家族に伝えても反応は良くなかったりと何を言っても自分の伝えたいことが伝わらずに苦しみました。
その原因を考えたときに言葉だと感じて、言葉を使った仕事を通して苦手を克服したいと思ったんです。
ただ言葉を使うといっても、話すことが苦手だったので、まずは文字でどう伝えると効果的なのかを勉強しようと思い、Webライターとしての道を歩み始めました。
WebライターやSNS運用代行の活動について教えてください!
Webライターとして活動しながら、最近ではSNS運用代行の仕事をおこなっています!
訪問リハビリから転職し、現在は療養型病院で理学療法士として勤務しながら、業務終了後や休日を使ってWebライターとして活動しています。最近では、SNSの運用代行もおこなっているんです。
当初はクラウドソーシングを使っていましたが、現在はSNSや友人の紹介で依頼を受け、ライティングの仕事をおこなっています。
目標は、医療従事者のインタビュー集を制作することです。
また、SNS運用代行に関しては、投稿内容の作成からコメントへの返信などを含めてすべておこなっています。
BEAUTY JAPANへの応募するきっかけを教えてください!
出場経験がある方から話を聞き、出場意欲が湧き、勢いで応募したんです!
WebライターやSNS運用代行など医療職以外の活動のなかで、知識不足を痛感しマーケティングやセールス、ビジネスマナーなどを学びました。
とある勉強会でBEAUTY JAPANに出場された方と出会い、そこでBEAUTY JAPANを知ったんです。
詳しく話を聞いたところ、なんて素晴らしい世界なんだと感動し私もチャレンジしてみたいなと思いました。
そこで、ほかの出場経験がある方からも話を聞きたいと思って、3名の方とお会いして話を聞いたんです。話を聞いて出場をしようかなという気持ちが湧き出て、勢いで応募していました。
Webライターとしての活動にかける想いを教えてください!
自分の想いを伝えることで、救われる方がいることを伝えたいです!
私が訪問リハビリに従事していた頃に、印象的な出会いがあったんです。
その方は医師で自分よりも患者さまを優先し、どんなときでも患者さまのもとに駆けつけるほど、非常に想いが強い方でした。
あるとき、その方が急死してしまったんです。その後、全国の医師の方々が私の地元に駆けつけてくださいました。そして、患者さまを助けてくれました。
亡くなった医師の想いが、ほかの医師にも伝わり、患者さまを救うということを目の当たりにし、人の想いが人を救うということに気づきました。
このような形で、人の想いや意思が受け継がれていくんだと感じました。だからこそ私はインタビュー集を制作し、人々の想いを伝えたいと思ったんです。
皆さんの持つ想いを伝えることで救われる方がいることを知ってほしいですし、その想いをカタチにして残していきたいと考えています。
だからこそ、私が発信するだけでは届けられない方々に対して、BEAUTY JAPANへの出場や今回のインタビューを通して、今の私が考えていることを残したいんです。共感してくださる方に届けられるんじゃないかと思っています。
今後の展望を教えてください!
理学療法士として働きながら、Webライターとしての活動を主軸にしていきたいです!
自分の想いを伝えるための手段の一つとして、ライティングに取り組んでいます。
現在はライティングを使っていますが、何かほかの媒体や方法があれば、活用していきたいですね。
理学療法士の仕事は好きなので、今後も続けつつ、Webライターとしての活動をメインに取り組んでいきたいと考えています。
THERA-FILを通して伝えたいことを教えてください!
患者さまの人生観を大切にしてほしいです!
療養型病院で働くなかで、生き方も当然大事ですが、どのように人生の最期を迎えるのか。それが大切だと気づきました。
人生の最期の迎え方は、患者さまがそれまで生きてきた数十年分が反映される場面だと思うんです。
だからこそ、患者さまの人生観をとても大事にしてもらいたいなと思います。
家族に聞くなどその人生観を知るための努力は少なからずすべきですし、患者さまの大事なことを皆さんも大事にしてほしいですね。
角 友歩(すみ ゆうほ)
理学療法士の資格取得後、急性期病院に5年間勤務。その後、訪問リハビリに従事しながらWebライターとしての活動を始める。現在は療養型病院で勤務しながらWebライターとして活動。人の想いをカタチにして残したいという想いからインタビュー集の制作やBEAUTY JAPANへの出場など、常に挑戦を続けている。