【宮澤 伸 / 理学療法士】平均寿命ではなく健康寿命を!

【宮澤 伸 / 理学療法士】平均寿命ではなく健康寿命を!

宮澤 伸(みやざわ しん)

理学療法士の資格取得後、回復期病院へ勤務。その後、訪問看護ステーションへ転職し、週末開業で美容整体サロンを開業。結婚を機に地元長野へ戻り、現在は長野県で肩こり専門整体サロンやコンテスト公認トレーナーとして活動している。地域の方々の健康寿命を延ばしたいという想いで日々活動中。

THERA-FIL

セラピスト取材メディア『THERA-FIL』は、平均寿命ではなく健康寿命を延ばすために、病院以外で本当の健康を届けるために活躍しているセラピスト(Therapist)を1つの記事(Film)として取り上げています。

THERA-FILって何のメディア?
THERA-FIL

回復機病院勤務から整体サロン運営とコンテスト公認トレーナーになるまでにどのようなストーリーがあったのでしょうか。

宮澤さんFilmを覗いてみましょう。

宮澤さんが理学療法士を目指したきっかけを教えてください!

宮澤 伸

学生時代に、サッカーでけがをしたことがきっかけです!

学生時代にサッカーに取り組んでいたんですが、中学のときにサッカーで骨折をしてしまったんです。

そのけがが私の人生を大きく変えました。近くの整形外科でリハビリを受け、そこで理学療法士の方にお世話になったんです。

リハビリの過程で、身体の回復とケアの重要性を実感し、自分もこんな仕事をしたいと強く思うようになり、理学療法士の資格を取得できる大学へ進学しました。

4年間の大学生活で、専門的な知識と技術を学びました。特に、2年生から3年生にかけての時期は、解剖学や生理学などの専門科目に取り組み、実習を通じて実践的な経験ができ、勉強したことが点と点でつながった感じでしたよ。

理学療法の現場での経験を積むなかで、スポーツ医学にも興味を持ち、サッカー選手のリハビリに特化した研究もおこないました。

宮澤さんの就職先での経験を教えてください!

宮澤 伸

やりがいとともに、現場の厳しさや責任を感じましたね!

大学卒業後、2016年に回復期病院に就職しました。そこでは、おもに脳卒中や骨折後のリハビリを担当しました。

一人ひとりと向き合ってリハビリプランを立てていくなかで、担当した患者さまが回復していく喜びを一緒に感じることができたんです。

しかし、同時に理学療法士としての現場の厳しさや責任の重大さも痛感しました。患者さまの状態や回復速度は一様ではなく、病院の制約のなかでそれぞれに適したリハビリ方法を見つけることの難しさに直面したんです。

そうやって回復期病院での経験を積むなかで、社会人1年目から腰痛で仕事に支障が出ていたんです。実は大学生の頃に虫垂炎で手術したり、入院を繰り返したりした経験もあって。

それらが理由で、早い段階から予防として対処することのほうが重要だと思い始めたんです。

それから、病院のリハビリ外で活躍している方が開催している勉強会に参加するようになり、自費リハビリの分野に興味を持つようになりました。

病院の制約に縛られず、より自由なアプローチで向き合い、予防ができる自費リハビリに魅力を感じたんです。

また、知り合いの理学療法士が自費リハビリの分野で活躍している姿を見て、自分もその道を進みたいと考えるようになりました。

そうした背景から、回復機病院で2年半勤務後、病院より働き方に融通が効く訪問看護ステーションへと転職を決意しました。

宮澤さんが美容整体サロンを開業した経緯を教えてください!

宮澤 伸

訪看へ転職し、週末開業から美容整体サロンを開業しました!

2018年9月に訪問看護ステーションへ転職し、その8か月後の2019年5月に週末開業という形で、美容整体サロンを開業しました。

宮澤 伸 活動

最初は小規模なサロンでしたが、ありがたいことに次第にきてくださるお客さまが増え、サロンの規模も拡大したんです。

ただのリハビリではなく、美容と健康を融合させた独自のアプローチをおこなっていました。また、肩こりや腰痛だけでなく、美容整体を通じて全身の健康をサポートをコンセプトに活動していました。

その後、結婚を機に、活動拠点を長野県に移したんです。妻は私と同じ長野出身で、地元に戻って新たな生活と事業のスタートを切ることにしました。

宮澤 伸 長野

現在長野では、理学療法士として勤務しながら、自宅にて肩こり専門整体サロンを開業しています。そのほか、女性の活躍の場のサポートとして、『Mrs.コンテスト』のトレーナーも毎年携わさせていただいているんです。

整体サロンでは、日常生活のなかで生じる肩こりや腰痛を根本から改善することを目指しています。

ただのマッサージに留まらず、根本的な解決が非常に重要です。そのために筋肉や骨だけでなく、脳や内臓の機能を詳細にチェックし、身体全体のパフォーマンスを底上げする施術やトレーニングもおこないます。

また、自宅でできるセルフケアの方法も指導し、長期的な健康維持をサポートしています。

宮澤さんの今後の目標と展望について教えてください!

宮澤 伸

整体事業の拡大と関わる方の健康寿命を延ばしたいです!

今後は整体事業のさらなる拡大と、地域の方々の健康寿命を延ばしたいです。

具体的には、長野県内での店舗展開を考えており、今後5年間で2店舗目、3店舗目の開業を目指しています。

宮澤 伸 展望

また整体サロンを通じて、地域の方々に健康管理の重要性を啓蒙し、健康的な生活習慣を広めることにも力を入れています。単に施術を提供するだけでなく、地域全体の健康意識を高めたいですね。

THERA-FILを通して伝えたいことを教えてください!

宮澤 伸

挑戦を恐れないでください!

メディアを通して、次世代の理学療法士や学生に、自分の興味と好奇心を大切にすることを伝えたいです。

理学療法士としてのキャリアは多岐にわたり、病院勤務だけでなく、自費リハビリや美容整体などさまざまな分野で活躍できます。

自分が興味を持つ分野に積極的に挑戦し、その道を追求することで、新たな可能性が開けるはずです。

理学療法士の仕事は、常に学びと成長の連続です。私も、自分自身が一歩踏み出すことで見えてくる世界が広がりました。

新しいことに挑戦し続けることで、理学療法士としてのスキルも人間的な成長も遂げることができるんです。特に学生の方々には、自分の将来に対して柔軟な考え方を持ち、積極的に学び続ける姿勢を持ってほしいですね。

自身の経験を通して得た知識やスキルを惜しみなく次世代に伝えていくことで、理学療法士業界全体の発展に寄与したいと考えています。

error: Content is protected !!