【鈴木 裕子 / 理学療法士】「健康という基盤を確立して」人生の最後まで楽しんでほしい!

【鈴木 裕子 / 理学療法士】「健康という基盤を確立して」人生の最後まで楽しんでほしい

鈴木 裕子(すずき ゆうこ)

資格取得後、2008年から総合病院、クリニックに5年勤務。理学療法士として勤務する傍ら、競泳選手のトレーナーとしても活動。その後クリニックを退職し、2013年からパーソナルトレーナーとして活動を開始。2022年に『Total care REPAIR』を設立。身体のメンテナンスを通して、多くの人に自分のやりたいことができる
人生を送ってほしいという想いを胸に活動中。

THERA-FIL

セラピスト取材メディア『THERA-FIL』は、平均寿命ではなく健康寿命を延ばすために、病院以外で本当の健康を届けるために活躍しているセラピスト(Therapist)を1つの記事(Film)として取り上げています。

THERA-FILって何のメディア?
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理学療法士を辞め、パーソナルトレーナーとして活動するに至るまでにどのようなストーリーがあったのでしょうか?

鈴木さんFilmを覗いてみましょう。

理学療法士を目指したきっかけを教えてください!

鈴木 裕子

スポーツ現場で選手をサポートしたいと思ったからです!

私は、小学生の頃からバスケと水泳に打ち込んでいました。中学校では水泳部がなかったのでバスケ部に所属していたんですけど、足首の靱帯を部分断裂して、医師からも「走るのはやめてくださいね」と言われて、バスケ自体を続けられなくなったんです・・・

そのタイミングで水泳に戻ったんですけど、ブランクやバスケでのけがもあって思うような結果が残せませんでした。
小学生の頃は水泳でも成績を残せていたので、親からは「オリンピックへの出場なども夢ではないんじゃないか」と言われたりもしていました。今振り返ると全然だったなと思うんですけどね(笑)

親からも期待をしてもらっていたのにも関わらず、中学では結果を残せなかったので、悔しさがありました。
代わりにトレーナーとしてオリンピック選手に関わることができたら、親の期待に応えられるんじゃないかと思ってトレーナーを目指したんです。

ただ、トレーナーになろうと決心したことを学校の先生に相談したところ「女性でトレーナーとして食べていける人は少ない」と言われたのでどうしようかなと考えていました。

ケアマネージャーをしている母にも相談し、「じゃあ理学療法士はどう?」と提案してもらいました。それまでは、理学療法士についてどういうものか知らず、そういう仕事があるんだと思って、自身でも調べて理学療法士を目指すことになったんです。

理学療法士になってみてどうでしたか?

鈴木 裕子

やりがいと楽しさに気づきました!

理学療法士は、人の役に立てる仕事ってすごく素敵だなと思って大学に入りました。ただ、勉強していくなかで筋肉や骨を触ったりすると思うんですけど、私は自分が触っているものが、狙った場所を正しく触れることができているのか分からなかったんです。

手の感触を頼りにして、実際には目に見えないところを触るので、周りの同級生が「(触りたい骨や筋肉)これね!」と自信を持って触れているのに対して、私は「本当にそれなのか?」と確信が持てなかったんです。それがとても不安で自分には向いてないなあと思って・・・大学2年生のときに、先生に大学を辞めますと伝えたこともあります。

当時は、先生から「もう少し頑張ってみたら?」と言われ、親に学費を払ってもらっているのもあったので、踏み留まってなんとか乗り越えられ、理学療法士の資格を取得しました。

病院で勤務し始めたときは、責任感やプレッシャーをとても感じていました。働いていた病棟が急性期だったので、点滴やドレーンを抜かないように気を付けつつ、リハビリをしないといけない状況だったんです。

また、患者さまに対して歩き方の指導、けがや手術した部位のケアを伝える必要がありました。私の声かけやリハビリの方法次第で、患者さまの一生を左右してしまうような責任を感じていて、不安や怖さが強くありましたね・・・

だから知識を付けないといけないと思って、ありとあらゆる勉強会には参加していたんです。
勉強会に参加して、学んだことを実践して結果が出るようになると、徐々にやりがいや楽しさを見つけられるようになりました。

独立したきっかけは何ですか?

鈴木 裕子

リハビリを卒業した方をサポートしたいと思ったからです!

当初からスポーツ現場のトレーナーになりたいという想いを抱きながらも、理学療法士の道に進んだということもあって、病院で勤務し始めた頃から、理学療法士をしながら、競泳オリンピック選手のケアに携わっていたんです。

そして、病院勤務のなかで、リハビリを受けられる期限が切れた方が、その後どのような生活を送っているのかが気になり、病院を退職して、整形外科クリニックに転職しました。

整形外科クリニックでは、退院後の患者さまに対して、外来リハビリをおこなっていました。現場でその様子を間近でみながら、外来リハビリも卒業した方が、「自分でジムや自宅などで運動やセルフケアをやって下さい」と言われたときに、自己管理で運動やセルフケアをできるのかなと新たな疑問が浮かんできたんです。

それから、病院やクリニックでのリハビリを卒業した方のサポートを出来たらいいなと考え始めたんです。それに加え、兼ねてから病院には通ってないけど、より健康になりたい、もっと綺麗になりたいといった、健康や美容への意識が高い方に向けたサポートをしたいという想いが元々ありました。

鈴木裕子 トレーニング

そういった想いが強くなり、クリニックを退職し、パーソナルトレーナーとして活動することを決意しました。

現在の活動内容や想いについて教えてください!

鈴木 裕子

お客さまの心と身体のメンテナンスをおこなっています!

現在は、パーソナルトレーニングを週に2回おこない、週3回は理学療法士として障害のある子供たちや脳梗塞後の方がいらっしゃる施設で働いています。

2022年に『Total care REPAIR』を開業し、おもに50代〜70代の方に対して心と身体を総合的にメンテナンスすることを目的としたストレッチや筋トレ、体幹トレーニングをおこなっています。

鈴木裕子 トレーナー

痩せたい、ボディメイクをしっかりしたいというよりも、身体の不調が出ないように身体を整えたいという方が多いので、食事指導というよりも、コンディションを整えるための運動をメインに指導しています。

この活動のなかで、一人でも多くの方に、人生を満喫できるような健康サポートをしたいと思っています。
近年、”人生100年時代”という言葉がよく出てくるように、日本人の平均寿命も上がっていくなかで、1人でも多くの方に人生を満喫してもらいたいという想いがあります。

私は、パーソナルトレーニングを通して心と身体のケアをさせていただき、お客さまのやりたいことを応援します。それを続けることで介護予防にもつながり、社会保障費の削減のような経済効果にもつながると思っています。

今後の目標はありますか?

鈴木 裕子

やりたいことができる方を増やしたいです!

まずは、個人での活動をメインにおこなっていきたいと考えています。
最終的には、やりたいことを好きなだけできて、人生を満喫する方を増やしたいです。

鈴木裕子 メンテナンス

やりたいことが分からないという方に対しては、価値観を明確にし、強みを一緒に見つけることで、やりたいことを見つけるためのサポートをしていきたいですね。

そして、自身の価値観や強みを明確にするための講座を開催し、多くの方がやりたいことを見つけるための手助けをしたいです。その媒体としてコミュニティ運営などもおこなっていきたいと考えています。

THERA-FILを通して伝えたいことはありますか?

鈴木 裕子

自分の価値観に合う生き方をしてほしいです!

理学療法士の働き方は、病院以外にもたくさんあると思います。

理学療法士のスキルを別のものと掛け合わせることで、理学療法士以外の働き方も無数に生まれるはずです。そのためにも、自分の価値観に合った働き方を見つけて欲しいなと思います。

医療従事者以外の一般の方にも、人生の最後まで楽しめるような自身の価値観にあったやりたいことを見つけて、健康で元気に人生を送っていただきたいです。

自分自身のやりたいことがある方は、思いっきりそれを楽しんでほしいですし、その基盤として、健康な状態でいることが大切です。
心と身体を整えるために、どんどん運動やセルフケアをおこなっていってほしいです。

まだやりたいことが見つからない方は、自分がどんなことが好きなのか、何を大切にして生きているのかなどの価値感を明確にするだけでも、やりたいことのヒントが見つかると思います。

みなさん一人ひとりが自由にやりたいことができて、充実した人生を送れることを願っています。

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